古民家おんまし改修イベントレポート
2022年3月26日および27日に、伊那市高遠町の山室地区にある古民家「おんまし」で
古民家改修イベントが行われ、延べ20人ほどが参加しました。
古民家おんましとは
古民家おんましは、市民活動団体あいさが中心となって再生が行われている、築約100年の古民家。
自然や森林とのつながりある里山でのくらしを身近に感じながら、楽しく体験、学ぶことのできるみんなの交流の場になることを目的として、2020年からアートのある暮らしの活動拠点づくりを行っています。
これまで、「森の壁」や「森の舞台」をつくるワークショップを開催してきました。
森のギャラリーづくり
そして今回のテーマは「森のギャラリーをつくる」。
ピアノを設置するための部屋の壁づくりと床張り、本棚づくりをします。
参加者ほとんどがDIY初心者の中、大工経験者や家具職人の指導を受け、工具の使い方を教わりながら作業をしました。
盛木材ショールームの見学
また、作業のあいまに、山室地区にある盛木材のショールームに見学に行きました。
代表の盛太志さんから木や山、林業の説明をしてもらい、今回自分たちが古民家改修で使っている木材についても、理解を深めることができました。
盛木材のショールームでは広葉樹を専門に板材などが販売されています。
一般的なホームセンターでよく売られている針葉樹や集成材とはまた一味違った、
表情豊かな板たちに、参加者もわくわく。
盛木材ショールーム 『JOJONIのもり』
ショールームオープン:月一回、土日
詳しくは公式Instagramをご確認ください。
山暮らしkikori塾でもおんましがフィールドに
さて、2日間にわたるイベントで、森のギャラリーの壁が完成しました!
その一か月後に、ピアノも無事設置されたようです。
山暮らしkikori塾の「その4」でも、おんましを舞台に、参加者が伐採した木材を使って
改修をおこなっていく予定です。
木を伐り、製材し、日々の暮らしに使っていくところまでを
この山暮らしkikori塾では学んでいきます。
さて、前回のイベント当日の雰囲気はこちらの動画からも見られますよ。