【イベントレポート】山暮らしkikori塾全国版 その2

2023年8月25日~26日に「山暮らしkikori塾2023全国版その2」が開催されました!
当日の様子をお届けします。

夏の終わりの山

2か月前は新緑の淡い緑だった山も濃さを増し、たくさんの生命が強く感じられる季節となっていました。

東京や遠くは高知から参加してくれている6名の参加者は、久々に訪れる山の変化を五感で感じていました。

「山暮らしkikori塾」のテーマは「暮らし」。みなさんのこの2か月の暮らしの変化を聞いたところ、なんと関東から高知へ移住した人も。参加者それぞれが、自分にとってのちょうどいい暮らしを模索しながら、考えたり、実践したりしていました。

伐採を極める

前回はチェーンソーワークの基礎を学び、針葉樹を2本ほど伐採しました。

今回も同じフィールドで、伐採を行っていきます。
安全のために身に着けるヘルメットやチャップスも前回よりしっくりとなじんでいるように見えました。

まずは受け口の練習から。

講師からフィードバックをもらいます。倒したい方向に倒すために、もう少し修正した方がいいのか、その場合どこを切ればいいのかが徐々に分かってくるようになります。

チェーンソーを使った伐倒方向の確認方法や、より楽に切れる姿勢なども、体験を通して学んでいきます。

受け口、追い口の振り返りをして、いざ伐採!

大きな音を立てて約15mの木が倒れました。
切り口を見ながら振り返りを行います。

また、切り倒した木の枝払いと玉切りも行います。
いろんな方向に延びる枝を切り落とす作業は、チェーンソーの持ち方や、吹かし方を学ぶのにぴったり。
地面に枝が触れていて、切った瞬間跳ねる枝があるので、注意が必要です。

2日間使ったチェーンソーをメンテナンスします。

最後は2日間振り返りです。

住んでいる場所も、仕事もみなさんそれぞれ違いますが、共に山に入り木を切ることで、お互いのこれからの暮らしについてフラットに話し合うことができるようになりました。

次回の3回目で最終回!

次は広葉樹の伐採の他、製材所見学や加工体験など、木を使うところまでを学んでいきます!

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